それって「連写で撮っているのですか?」
こういう写真を撮っていると「連写で撮っているのですか?」と聞かれることがよくあります。
(撮影機材:キャノン EOS-1DX Mark II EF100-400mm F4.5-5.6L IS Ⅱ USM))
カメラ設定は、こちらでご確認ください。
確かにキャノンの最新鋭機EOS R3は、最高で1秒間に約30コマ撮影が可能とのこと。こんなカメラで撮影するとこんな写真は連写しているうちの一枚に撮影できていると思います。だから特に技術がなくても撮影が可能です。
https://cweb.canon.jp/eos/your-eos/product/eosr/r3/
しかし、問題点が1つあります。それは「カメラの寿命」。大切なカメラですが、機械なので限界があります。その限界の1つが「シャッターの耐久性」。つまり、かなりの枚数の撮影を行うと、シャッターが壊れてしまう可能性があるということです。お子さまの大切な試合は、ぜひ「連写」で撮影してください。しかし、チームのみんなの写真を毎週末撮影しているとシャッターの寿命が案外早くやってくる可能性がありますので、ご注意ください。
年間100チーム以上の写真を撮影する私の場合、1日4試合で3,000枚から4,000枚の写真を撮影します。もし仮に連写で撮影すると1日に2万枚近くの写真になってしまうのではないかと思います。EOS R5、R6のカタログを見るとR5は50万回、R6は30万回の耐久試験に合格していると記載されています。(2021年7月)仮に30万回が一旦の限界値だったと仮定し、1日2万回シャッターを切ってしまった場合、わずか15回の撮影で危険なエリアに入ってしまいます。すぐに壊れてしまう可能性は低いものと信じていますが、1回1回のシャッターは大切に切っていった方が良さそうです。
参考までに、キャノンのR5、R6のカタログの画像を載せておきます。