【学童野球の写真撮影例】「2塁を蹴って、3塁へ向かう走者」を撮る!
私が大好きなシャッターチャンスの1つに、3塁打を狙うバッターランナーが2塁を蹴って、3塁に向かう瞬間があります。クロスプレーになることも多いためランナーにピントを合わせ続けることができるようにカメラを設定しています。具体的には、「AIサーボAF撮影」という設定にしています。(ニコンの場合は、AF-F、ソニーでは、AF-Aという名称の様です。)この設定をすると2塁を蹴って3塁に向かってくるバッターランナーの位置を予測してピントを合わせ続けてくれるのでとても便利です。
(撮影機材:キャノン EOS-1DX Mark II EF100-400mm F4.5-5.6L IS Ⅱ USM))
そして、最近、知りましたが、2塁打の場合と3塁打の場合でバッターランナーの走塁方法が異なるのです。ですので、2塁から3塁へ向かう選手の写真を撮るだけで、そのチームが強いのか弱いのかも分かってしまうという瞬間でもあります。詳しくは、https://www.taguchizu.net/entry/2016/10/29/180525 のサイトに記載がありました。2塁打では1塁ベースの手前でバッターランナーは膨らんで走っていますが、3塁打を最初から狙っている場合、1塁と2塁の間で膨らんでいるので2塁を回ったあとは、ふくらむことなく真っ直ぐ3塁に向かって来ます。ですので、疾走する選手と2塁ベースが一緒に写ります。そんな写真がとても好きです。
3塁打が生まれるシチュエーションは、様々ですが私は、試合序盤は1塁側から、後半に3塁側で撮影していることが多いため、試合を決定づける3塁打になるケースもあります。どんな気持ちで打席に立ち、どんな気持ちでバットを振ったのか、選手の心に思いを馳せながら2塁を蹴る選手の表情を見るのが好きです。この写真の選手も、小学生とは思えない大人びた表情です。そして、どの様な高校球児に成長していくのか。ずっと野球を続けてくれることを祈ります。
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