野球撮影に初めて接した1枚の写真
私の子どもは小学校2年生の冬、野球を始めました。大胆にもいきなり硬式ボールを使用するリトルリーグに入団しました。その後、3年生の終わりの春休みに開催された大会で初めて大会公認のカメラマンが試合会場に現れ、子ども達の写真を撮影してくれました。その写真がこの写真です。
生意気にも防御用の肘当てまでし、左足をあげ、投手を見つめる姿に新しい発見がありました。写真として「時」を止めてもらっている分、写真に写った我が子をグランドサイドで応援する以上に観察ができたのです。野球が楽しいんだろうなぁ。。。
幸いこの日の試合に勝利して次の試合に向かうとき、「今日もカメラマンさんは来てくれるかな?」そんな会話をしたことを記憶しております。しかし、カメラマンさんは現れませんでした。カメラマンさんがいないのなら、「自分で撮るしかない」とカメラのカタログを見たのが最初でした。それから、子どもが大きな大会に進むたびに、自分に言い訳をして、1つ1つ機材を揃えていきました。
現在(2020年)、この子は東北大学硬式野球部で野球を続けております。そして、私は、この子の撮影で培った野球撮影のノウハウを生かして「副業」という形で野球撮影に携わらせていただいております。
「時」を止める写真の力で少しでも子どもたちに野球を続けるモチベーションを提供できたらと思います。
どの様な写真が撮影できるのか、撮影事例をまとめておりますので、ぜひ、ご覧ください。